こちらではタイ語の曲に、意訳かつ歌える日本語歌詞をつけたものを掲載しています。
12. Until We Meet Again OST『I Found You』
上はNekoCapという動画に外部から字幕が付けられるサイトのリンクです。
ブラウザの拡張機能にNekoCapを入れている方は、YouTubeサイトからも見られます。
YouTubeサイトで見る場合は、動画下のNekoCapメニューバーから、「Japanese(Japan) by sound-mathcedjpsub」を選択してください。
歌詞全文
Until We Meet Again(以下UWMA)のコンサートを、今はなきVLIVEで後追いで見たんですが、その中でこのOSTを歌ったDome(โดม จารุวัฒน์)さんの歌唱力がすごすぎてびっくりして。
なんだこの素晴らしい声は!となって、「よし歌詞作ろう」と思いました。
なんでしょうねこの思考回路。自分でもよくわからないけど、曲に感動するほど作りたくなるみたいです。
・こだわりポイント
冒頭の短い一節は、元の詞では
“今わかった”
という心からのつぶやきのような一言なんですよね。
そしてその後に、何をわかったのかを語り、再び
“今気づいた”
と入る。心からの声が溢れるような美しい歌詞ですよね。
しかしこれが、そのまま日本語にするとどうにも音に合わせて美しく表せない。
そこで思い切って、順序をまったく逆にしてしまったのです。
“今わかった”
という心の声は、それまでの、「わからないまま誰かを待ち続けてきた時の長さ」があるからこそ、深みから溢れてくるわけです。
なので、
“誰を待ち続けてきたの
理由さえも
知らずに
紡いだ時間(とき)の記憶が
ほどけてく”
その待っていた長い時間についてまず描いて、最後に来る“ほどけてく”で心からの声が溢れるような感覚を表すという、ちょっと変わった方法でリライトしてみました。
ThaiPopはBメロ〜サビが2番以降全く同じ歌詞のことが多いのですが、JPopのセオリー的には、ちょっと変えたくなるなーと思って違う表現にすることがけっこうあります。
加えて日本語は、音数に対して入る言葉数がすごく少ないので、1番で入りきらなかった元の歌詞の内容を2番以降で補足したりしています。
しかし
“この先一秒一秒をあなたと生きたい”
という歌詞は、UWMAのKornIn、DeanPharmのことを考えてしまって、自分で書いてて涙ぐんでしまいました…